【糖尿病Type1】日本発上陸!!スマートインスリンペン♪『ノボペンエコープラス』確実進化しています!!

使っているインスリン・器具

日本発上陸スマートインスリンペン!!

私はI型糖尿病です。自身が糖尿病なので糖尿病の新薬や新アイテムにすごく興味があり常にアンテナを張っています。
今回はそんな私が入手した【スマートインスリンペン・ノボペンエコープラス】について記事にしたいと思います。

スマートインスリンペンとは??

スマートインスリンペンとは、自身が打ったインスリン単位が自動的にインスリンペン自体に記録することができ、スマートフォンのアプリとも連携できる機能を搭載しているインスリンペン型注入器の事です。

インスリン投与データを本体に自動的に記録することができる、日本ではじめての「スマートインスリンペン」(インスリンペン型注入器)。

https://dm-net.co.jp/calendar/2022/036421.php

現在私が使っているノボペンエコー

ノボペンエコー

私は現在3本のノボペンエコーを使っています。

使っているインスリンは「超即効型インスリン2種類」と「持続型インスリン1種類」です。

  • ノボラピッド注ペンフィル(超即効型インスリン

このインスリンは食前にカーボカウントし食べる直前に打ったり、カーボカウントが上手くいかなかったなどで高血糖状態の場合、追加用で打つインスリンでもあります。

  • トレシーバ注ペンフィル(持続型インスリン)

このインスリンは24時間効力があるとされている持続型インスリン。ほぼ自己分泌がない私にとって食前に打つ超即効型インスリンよりも重要なインスリンです。

絶食をしたとしても持続型インスリンは打つように言われています。打たなければすぐケトン体が陽性(+)になります。そして体重が減っていきます。

※私はI型糖尿病と診断された時からほぼインスリンが出ていないタイプなので持続型インスリンは生命維持の為、絶対に必要なインスリンです。

  • フィアスプ注ペンフィル(超即効型インスリン)

このインスリンは超即効型の表記にはなっていますが、ノボラピッド注ペンフィルよりもインスリン効果が早く出るというインスリンなのですが、同じインスリン効果が早く出るというヒューマペンサビオでルムジェブ注カートを使っている為、現在はほぼ使う事がなくなっているインスリンです。

新発売のノボペンエコープラス見た目は?

スマートインスリンペン ノボペンエコープラス

これが今回新発売されたスマートインスリンペンのノボペンエコープラスです。

従来のノボペンエコーと見た目はそっくりです。。

従来のノボペンエコー表示は?

ノボペンエコー

これは今まで使っていた持続型のブルーの方のノボペンエコーなのですが、最後に打ったインスリン単位が出ています。

この場合前日12時間以上前に9単位打ったということが表示されています。

ノボペンエコープラス表示は?

スマートインスリンペン ノボペンエコープラス

上部に打ったインスリン単位が出ています。

下には最後に打ったインスリンの時間が出ます。

この場合9単位を22秒前に打ったという事がわかります。

ノボペンエコーとスマートインスリンペンノボペンエコープラスとの違い

ノボペンエコー スマートインスリンペン ノボペンエコープラス

■大きな違いは3つあります。

ノボペンエコーは12時間までの大まかな時間がわかる目盛り表示

スマートインスリンペンのノボペンエコープラスは99時間59分59秒までカウントしてくれます。

液晶の部分の大きさがスマートインスリンペンのノボペンエコープラスの方が大きいのが特徴。

スマートインスリンペン ノボペンエコープラス ノボペンエコー
スマートインスリンペン ノボペンエコープラス ノボペンエコー

③見た目の違いはほぼなく、スマートインスリンペンのノボペンエコープラスの方が少し長く、ダイアルを回す部分も少し大きい

④ペンの名前の表示が「NovoPen Echo」か「NovoPen Echo Plus」

液晶の表示時間がノボペンエコー10秒から1スマートインスリンペン・ノボペンエコープラスは15秒になっている

⑥スマートインスリンペン本体に最大直近インスリン単位・時間が800回分記録される。

1番の違いはスマートインスリンペン・ノボペンエコープラスにスマートフォンアプリとの連動機能が追加された点です。

ノボペンエコーとスマートインスリンペンノボペンエコープラス変わっていない所

スマートインスリンペンのノボペンエコープラスとノボペンエコーのケース

①この鮮やかなブルーのケースは全く変化がなくノボペンエコーの時のまま引き継いでいます。

スマートインスリンペン ノボペンエコープラス
スマートインスリンペン ノボペンエコー

②スマートインスリンペン・ノボペンエコープラスも全く同じ青と赤の2色展開です。

③この耐用年数もノボペンエコーの時のまま5年。

耐用年数5年

④使用できるインスリンアナログ製剤は同じ5種類

  • ノボラピッド注ペンフィル
  • レベミル注ペンフィル
  • トレシーバ注ペンフィル
  • フィアスプ注ペンフィル
  • ノボラピッド30ミックス

⑥インスリン単位は変わらず0.5〜30単位

スマートインスリンペン対応アプリ

ノボノルディスクファーマー社の発表では現段階で5つのアプリが公表されています。

  1. アークレイ【スマートe-SMBG】
  2. H2【シンクヘルス】
  3. テルモ【メディセーフデータシェア・MSデータシェア】
  4. アボットジャパン【FreeStyleリブレLink】
  5. ロシュDCジャパン【マイシュガーアプリ】

メディセーフデータシェア

私は現在DexcomG6(持続型血糖測定器)を使っています。

DexcomG6で3回連続Ha1c予想が当たっています。

DexcomG6はすごく精度の高いセンサーなのですが、1日1回毎朝較正をする時に使っているのがTERUMOメディセーフフィットスマイル血糖測定器なのでその精度の高さもお墨付きです。

なので私が【メディセーフデータシェア】アプリを使う事は自然の流れでした。

メディセーフデータシェアで実測血糖値がiPhoneと連動できています

現在も私の実測値は全てTERUMOメディセーフフィットスマイル血糖測定器から【メディセーフデータシェア】へ転送しています。NFC(近距離通信システム)

ここにスマートインスリンペン対応のアプリ【メディセーフデータシェア】は入っているという事がすごく嬉しかったのですがここで問題発生です・・・

ノボノルディスクファーマー社の発表で名前があったのにまだ現段階ではTERUMOメディセーフデータシェアはスマートインスリンペン・ノボペンエコープラス非対応と・・・

TERUMOカスタマーセンターに問い合わせるとそう回答がありました。

いずれ対応になった際は公式ホームページなどで発表するとの事です。

すごくショックでした!せっかくのスマートインスリンペンを1つのアプリで管理できる便利さがもう少し先になります・・

そこで調べました・・

現時点でスマートインスリンペンに対応できているアプリ

現時点で私の使っているスマホに対応していると分かっているアプリは1つしかありませんでした!!

iPhoneで使えるアプリは

アークレイ【スマートe-SMBG】だけでした!!

アボットジャパンにも電話しましたがスマートインスリンペンとの連動については全く決まっていないそうでTERUMOさんより遅い可能性大ですね・・

H2【シンクヘルス】はiPhone非対応でAndroid携帯が対応していると・・

現段階で使えるかはわかりませんが、おそらくまだの可能性が高いですね。

アークレイ【スマートe-SMBG】

スマートインスリンペンと連動しているアプリ

iPhoneで連動が確認できたアプリはこのe-SMBGです。

e-SMBGアプリ

アプリを立ち上げ→設定を押す→このNovoPenとのNFC接続という所から入ります。

e-SMBGアプリ
e-SMBGアプリ

スマートインスリンペン ノボペンエコープラス

写真のようにノボペンエコープラスのお尻の部分をiPhoneの上部にくっつけます。

e-SMBGアプリ

こんな感じでスキャン成功となればOKです。

e-SMBGアプリ

試し打ちした3回分が転送されました。

打った日時とインスリン単位がわかるようになっています。

高度な診察に期待

今は持続型血糖測定器のおかげで割といい感じの血糖値コントロールができています。

主治医と話する時も、医師専用のクラウドへアクセスをして私のDexcomG6の全てのデータを見て詳しく診察してもらっています。

さらにこの新しいスマートインスリンペンの機能を使えば、打ったインスリン単位や時間の詳細が分かり、今よりもっと主治医ともスムーズなやりとりができるなと確信しています。

今後TERUMOのメディセーフデータシェアがスマートインスリンペン対応になった際にはまたブログを追記更新したいと思います。

ちなみに私は自分から新しいスマートインスリンペンが発売されたら使いたいと言って発注してもらったので興味のある方はご自分で言われても良いと思います✨

本当に便利なスマートインスリンペンです!!

参考にして頂けたらうれしいです。

スマートインスリンペンレビューYouTube動画もあります

YouTube動画もチェックして頂けると嬉しいです♪

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